『とやまるっと』編集室です。
富山県が人口10万人あたりの熱中症死亡者数全国ワースト1位という、衝撃的な注意喚起が流れてきました。
10万人あたり1.5人という計算で、中でも8割以上が高齢者という内容です。
2022年の6月は非常に暑い月となりましたが、全国のデータでは6月の熱中症搬送者は過去最多を更新したようです。
参考記事:https://www.pref.toyama.jp/120501/kurashi/kenkou/kenkou/kj00022115.html
https://webun.jp/item/7862753
1. 高齢者と熱中症
高齢者は暑さや喉の渇きを感じにくい!という、大きな特徴があります。
自信が、感じていないだけで、体は異常な状態になっているため、異変に気づいた時にはすでに予防の域を超えている!なんてこともあるということですね。
もちろん、この時期は農作業中などの屋外での発生がありますが、意外と多いのが屋内で全体の4割となっています。
対策の選択肢が多そうな屋内で、これだけ発生するとなると、『暑さを感じていない』というのもうなづけます。
また、高齢者の中にはエアコンで体調を崩しやすい人もいます。その点からも毛嫌いされている人もいるようです。
2. 予防方法は?
室温調整・こまめな水分補給が主な方法として言われています。
室温は、以前から「28度」という数字が一人歩きしていますが、実はこの
「28」という数字にはとくに根拠がなかったというのも有名な話です。
すくなくとも、設定温度を28度ではなく、室内の温度を28度以下にするようにしたほうがよさそうです。
また、水分補給についても、高齢者の場合は喉の渇きを感じていなくても、こまめに水分補給をすることが重要になります。
もちろん、基礎疾患の有無や内服状況などにもよりますが、富山県のサイトでは1日1.2lを目安にするようにと記載されています。(実際には基礎疾患がある場合には主治医に確認したほうがいいとおもいます)。
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