【やっぱりあった】福祉事業者向け賠償保険

『とやまるっと』編集室です。

近年、介護施設での事故や事件の報道が増えているように感じるのは、私だけではないはず。(きっとそうだ)

介護者の暴力、利用者の暴力など、『なぜ起きた?』と考えてしまうものから、『いや、これは注意していても起きるよね』と言いたくなるような、転倒・誤嚥事故など。

なかには栽培沙汰になり、損害賠償を請求されているものもあるとか・・・。

こういったものを見ていると、安心して働けなくなりますよね・・・。

医療関係だと、病院や個人が賠償保険に入っていることが一般的なのですが、介護福祉事業者向けのものってあるのかな?と感じて調べてみました。

やっぱり、、あります、、、。

今回はどのような事象に対して有効な保険があるのかを含めて紹介したいと思います。

この記事でその保険を勧めることはありませんし、特定の保険会社の商品を紹介するわけでもありませんのでご安心ください。

保険会社のHPでは無断転載禁止となっているものが一般的ですので、特定のものは取り上げません。

ぜひ参考にしてください!



今回は、記事の特性上、参考URLを記載しません。

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  1. 賠償責任保険とは?
  2. どういった事例での支払いが想定されている?


1. 賠償責任保険とは?


業務中に不慮の事故などで利用者にケガをさせてしまったり、モノを壊してしまったりして、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を補償する保険のことを指します。

もちろん、業務の範疇が通勤中や、利用者さんの車での移動中も含むような保険の場合には、その際に生じた交通事故も対象になることがあるようです。

保険によっては、ある団体向けのものもあるようで、その場合は、その団体に所属していないと保険に加入できないなどの縛りもあるので、詳細はご自身でご確認ください。



2. どういった事例での支払いが想定されている?


私がいくつか参照した保険では、かなり幅広くカバーされていました。

いくつか事例を挙げます。

①施設から提供した食事で食中毒が発生した場合(生産物に起因する身体障害)
有料老人ホームやショートステイなど、食事を提供することがある施設ではこのリスクがありますよね。

②介助中に転倒して怪我をさせてしまった。(業務遂行に起因する身体障害)
うーん。防ぎ得ることであれば、施設側の責任もあると思いますが、完全に防ぐことはできないとも考えられるので、難しい問題ではありますが、、

③要介護認定の申請代行を忘れて、利用者が自己負担した(身体障害・財物損壊を伴わない経済的損失)
うーん、、、忘れてしまうこと自体が大問題ではありますが、利用者さんとの情報共有もどうなってるんだ取って感じもしますが。。。

そのほかにも、臨時借用自動車による対物事故(やむなく借りた車で事故を起こした)や情報漏洩によるプライバシー侵害など、介護業界の業務を幅広くカバーされている商品もあります。

もちろんこのような事故は、防ぐために日頃から注意し、ヒヤリハットを共有・対策の遂行をいうのが一番ですが人間である以上、ある一定のエラーは生じます。

日々の業務を安心して行うためにも、今の時代このような保険のニーズは高いのではいかな?と思います。


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