『とやまるっと』編集室です。
2022年10月に創設された「介護職員等ベースアップ等支援加算」
皆さんが働く事業所では採用されていますか?
実際この加算によって、介護職員の給与がどれくらい上がったのかを調査した結果が出てきましたのでご紹介します。
参考URL: https://news.yahoo.co.jp/articles/0f07c0417afd43fc607f169254fd890dfec2b436 ----------------------------------------------------------------------------
1. 介護職員の給与はどの程度増えた?
岸田政権下で介護職員らの年収の3%の賃金改善を図る方針を受けて創設された「介護職員等ベースアップ等支援加算」ですが、当初目標として年収の3%の賃金改善を図るというものでした。
実際には、「介護職員等ベースアップ等支援加算」を取得した事業所で働く常勤介護職員の、12月の平均給与が31万8230円であり、前年同月より1万7490円増額していました。
目標の3%に対して5.8%の増加と、目標を上回る効果を出したと言えます。
2. 問題点は?
しかし、問題点も残っています。
今回の調査には「介護職員等ベースアップ等支援加算」を取得したところのみが対象であり、取得していない事業者が1割ほど存在しているようです。
理由としては、「賃金改善の仕組みを設ける事務作業が煩雑」「計画書や実績報告書の作成が煩雑」などがあるようで、今後、事務作業の簡略化が必要となりそうです。
また、全産業平均月給36万1000円と比べると、介護職は31万8230円であり、約4万3000円の差があります。
社会のインフラの一部とも言える産業で賃金が低いというのは問題点の一つといえます。
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