『とやまるっと』編集室ツミキです。
富山でも新型コロナウイルス感染者がでてしまい、日々増加しています。
高齢者の方は、若年者と比較して重症化しやすいとも言われており、高齢であることは本感染症に対するリスク因子ともされています。
一方、
高齢者は情報収集源が少なく、ともすれば不要な買い溜めに列を成したりなど、社会不安の原因になったりもしてしまいます。
正しい知識を伝えることはこういった不要な行動を防ぐし方法の一つにもなり得ます。
ご高齢者と関わることが多い、私たちが情報を伝えることでも何かの役に立てるかもしれません。
1.症状と重症化のリスクについて
症状は発熱や呼吸器症状(咳など)が1週間前後続くことが多いようです。
また、強いだるさを訴える方も多いとのことです。
罹患して約8割は軽症で経過し、治癒することが多いとされる一方で、重症化数と季節性インフルエンザと比べて死亡リスクが高いことが報告されているようです。
高齢であることは重症化のリスク因子(リスクのひとつ)とされているので、注意が必要です。
2.感染の仕方と対処方法
一般的には飛沫感染と接触感染が言われています。
飛沫感染は、感染者のくしゃみや咳、つばなどと一緒にウイルスが放出され、そのウイルスを他の人が口や鼻から吸い込むことで感染します。
接触感染は、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後に、その手で周りのものに触れ、ウイルスが付着。そこに他の人が触れて手にウイルスが付着し、その手で口や鼻を触ると感染するものです。
なので、咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖などで口や鼻を抑えること)と、手洗いが非常に大切です。
また、帰宅時、調理の前後、食事の前などこまめに手を洗うことが重要です。
3.日々の健康維持も大切
厚生労働省のページでは、昨今の外出自粛などを受け、高齢者が家に引きこもり社会の関係を断ち、フレイル状態(身体の脆弱な状態)に陥ることにも警笛を鳴らしています。
人混みを避けた散歩や、庭いじり、ラジオ体操、家事、農作業など3密(密閉・密集・密着)を避けた状態での運動を励行しています。
また、食生活・口腔ケアも大切です。ご高齢者は、コロナ肺炎のみでなく、誤嚥性肺炎などにも罹患しやすいため普段からのケアはこのような状況でも継続する必要があります。
さらに、電話は手紙、メール・SNSを活用して人と交流することも勧めています。
個人的には、
厚生労働省が高齢者向けメッセージで、メールやSNSを持ち出していることは、非常に興味深いです。
4.まとめ
情報は日々更新されています。
この情報も現段階でのお話であり、今日の常識は明日の非常識になる可能性もあります。
日々情報にアンテナをはりながら、間違った情報に流されない能力が求められます。
その点において、厚生労働省のHP上の情報は非常に安心感があります。
*情報の利用は必ず、ご自身で確認をとってから、自己責任でお願いします。
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