『とやまるっと』編集室です。
「民生委員」はご存知でしょうか?
皆さんがお住まいの地域にもかならずおられると思います。
現在、この民生委員さんの現状が過酷となっており問題になっています。
今回は「民生委員」さんについて深掘りします!
ぜひ参考にしてください!
参考 : https://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/minseiiin01/qa03.html#:~:text=高齢者・障害者・児童,に取り組んでいます%E3%80%82
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1. 民生委員の役割
まず、民生委員の定義ですが厚生労働省のHPによると、
高齢者・障害者・児童・母子世帯など要援護者の調査・実態把握、相談支援を行ったり、各種行事への参加協力や自主的な地域福祉活動等、幅広い活動を行っています。
と記載があります。
『この内容だけでも高齢者の増加する昨今ではかなりの仕事量になりそう・・』と、この記事をよまれている、介護職をされている方だと、誰もが思うのではないでしょうか?
さらに、つづきます。
最近では、高齢者等への悪質商法被害防止の取り組みや虐待防止の取り組み、災害時に備えた要援護者マップ作りなど、地域の多様な課題にも積極的に取り組んでいます。
いや、どんだけ幅広く仕事があるんや!って突っ込みたくなる量です。
さらに、年間の相談支援活動、717万件(主任児童委員としての活動を含む。)にの内訳で、「高齢者に関すること」が半数を超えているというから、民生委員さんの役割が、全体としてかなり高齢者に傾いていることが伺えます。
しかもですよ、 民生委員の活動はボランティアの無報酬が原則というから驚きです。
2. 直面する課題は?
まずは
成り手不足です。
上述のようにかなりの仕事量があり時間にある程度余裕のある方でないと難しいという点があります。
この点で、夫婦共働き・子供ありなどの家庭ではかなり難しいことがわかります。
そうなってくると、ある程度子育てやお仕事に一区切りがついた方などが対象になることもあり、成り手の年齢の高齢化という問題があります。
しかし、近年ますます増えてきている仕事の量を、ある程度のご年齢の方が、無報酬で行なっていくというのには「やりがい」だけでは維持できないような難しさを感じざるを得ません。
地域にとって必要不可欠であることから今後、民生委員さんの待遇・処遇の改善を考えていくことも必要な時代になっているのかもしれません。
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