【プラス改定】物価上昇も加味した介護報酬改定

『とやまるっと』編集室です。

ついに、2024年度に控えた介護報酬改定の概要が明らかになってきました。

昨今は、3年の一度の改定前に6000円賃上げのための政府予算が組まれるなど、燃料・食料品などの急激な高騰は介護業界への影響も大きくなっています。

そんななか、今回はプラス改定となることが12/20に政府より発表されました。

今回は、こちらについてお伝えしていきます。

ぜひ参考にしてください!



参考URL:https://fukushishimbun.com/series05/32943

https://ads.kaipoke.biz/articles/law_amendment_2024.html#:~:text=最後に-,2024年度介護報酬改定の改定率,%25」となっています%E3%80%82

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  1. 改定内容の詳細
  2. 処遇改善のみ・・


1. 改定内容の詳細


具体的には、2024年度の介護報酬を 1・59%引き上げる方針となりました。国費としては432億円増となっています。 介護職員の処遇改善分がプラス0.98%、その他の改定率がプラス0.61%となっています。

改定率は診療報酬のプラス0・88%を上回っています。

介護報酬は燃料や食料品の物価高騰による影響が医療分野よりも強く受けやすい部分もあったり、サービス内容によっては、出来高のような分野ではないところも多く存在するため(もちろん医療にもありますが)、今回の引き上げは妥当とも考えられます。



2. 処遇改善のみ・・


今回の改定の特徴的な部分は、処遇改善のみ2024年6月1日施行となり、2年間の措置となっているところです。2026年6月以降の扱いについては、物価や賃金の動向をみて検討されることになっており、3年に一度の改定とはペースが違う流れになっています。

おそらく、『物価上昇の見通しの立たなさ』が原因ではないかと言われています。

また、介護職員の賃金のベースアップについては24年度は2・5%、25年度は2・0%と段階的なものと考えられているようです。


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