『とやまるっと』編集室ツミキです。
今週から富山県の基幹病院では、ワクチン摂取がスタートしています。
今後、介護施設においても高齢者へのワクチン接種や職員の先行接種がスタートする予定です。
実際、ワクチン摂取希望者の数の把握などが行われていますが、不安の声も聞かれます。
そこで、前回に引き続き、新型コロナワクチンのお話をしたいと思います。
摂取についてはの最終判断はご自身でお願いします。ですが、情報が錯綜しておりますので注意したほうがいいように感じます。
参考元は、厚生労働省ホームページと 下記twitter
副反応に関する新たな知見
— 山田 悠史 | Yuji Yamada (@YujiY0402) March 4, 2021
コロナワクチンの接種から遅れて生じる「遅発性局所反応」
要点
・接種後約8日で遅れて接種部位に赤みや腫れ、痛みが出ることがある
・持続期間は約6日、いずれも治癒
・1回目の接種で大きな遅発性反応が出ても、2回目では半数が見られず、悪化するケースはなし
ワクチン接種後のアナフィラキシーのリスクに備えるため、接種前の問診・予診では、過去の重いアレルギー症状の経験の有無をお伺いします。このような方には、通常の15分より長い30分間の経過観察をお願いします。(1/2) pic.twitter.com/xcGb20HDAm
— 首相官邸(新型コロナワクチン情報) (@kantei_vaccine) February 25, 2021
1. 摂取後の腫れや痛みについて
インフルエンザワクチンもそうですが、ワクチン摂取部位の腫れや疼痛が出現することがあります。
この反応も含めて、副反応として調査されているようです。
インフルエンザワクチンのときには、それほど問題視していない方でも、新型コロナウイルスワクチンのことになると気になられる方も多いようです。
この摂取部位の腫れや痛みは、摂取後8日しても出現することがありますが(遅発性局所反応)、いずれも約6日続くがいずれも改善するようです。
また、ここが重要なのですが、1回目に大きな遅発性局所反応が出現しても2回目では半数はなく、悪化するケースもないとのことです。
「1回目、腫れがひどかったらから2回目はやめとくわ」っていうのは、違うようですね。
2. 過去にアレルギー反応が疑われたことがある人の場合の摂取
また、私の周りにも「過去に予防接種でアレルギー反応を起こしたことがあるから受けたいけど受けられない!」という方もおられます。
最後はご自身の希望と医師の判断にはなりますが、
過去にアレルギー反応があっても必ずしも受けられれないというわけではなく、摂取後30分の慎重な経過観察を行うことなどの指針の上で摂取することは可能なようです。
ただし、何かあった場合にすぐに対応できるように、医療機関での接種がお勧めかもしれません。
予診表のダウンロードページリンクを貼っておきます→こちら
もう一点、過去に新型コロナウイルス感染既往がある人の場合にも、ワクチン摂取してもいいというのが、厚生労働省の見解です。→こちらのQ5-4参照
3. 万一、健康被害が発生した場合の対応
アナフィラキシー反応については、アドレナリンの投与などが必要になることがあるため必ず医師がいる場所での接種が必要になります。
万一健康被害が発生した場合には、予防接種法上の予防接種健康被害救済制度があります。→こちら
こちらも、国が公的に発信していることです。
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