【これからの介護】ロボットによる介護って実際どうなの?

『とやまるっと』編集室です。

先日、有名チェーンファミリーレストランに行った際、ロボットが配膳作業を行なっていました。

また、大手のホテルなどではお掃除ロボットの普及も進んでいます。

介護業界にいると、

「人とぶつかっからないのかな?」
「転倒する人はいないかな?」
など、事故について懸念してしまいがちです。

今回は、介護業界でどのようなロボットの活躍が期待されているのか?についてお伝えしたいと思います。


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  1. なぜロボットが必要?
  2. ロボット介護の種類
  3. 問題点


1. なぜロボットが必要?


まず、大きな点として介護現場での労働負担を軽減することが期待されています。

重介助が必要なご高齢者には、移乗だけでも介護者が2人、3人必要な場合もあります。

また、高齢化の進行に伴い、介護人材の不足が深刻化しているため、ロボットによる介護の普及は、社会的な課題解決にもつながると考えられています。



2. ロボット介護の種類


では、具体的にどのようなロボットが提案・開発されてきているのでしょうか?

1. 1つ目は、ベッドから車いすへの移乗を支援するロボットです。
移乗がが困難になった高齢者に対し、高齢者が車いすに乗る際に必要な力を補助するというもの。
介助者が装着するタイプや、非装着下に直接解除するタイプがあります。

2つ目は、食事を手伝うロボットです。
このロボットは、高齢者が食事をする際に必要なフォークやスプーンを支援するだけでなく、食事の量や食べ方をチェックして、高齢者の健康状態を管理することもできます。

3つ目は、お風呂を手伝うロボットです。
高齢者が入浴する際には、介護者が支援する必要がありますが、このロボットは高齢者の体を洗うことができ、介護者の負担を軽減することができます。



3. 問題点


ロボットには当然問題点もあります。

1. 値段が高額:100万円を平気で超えていくものがたくさんあります。

2. 設置場所や移動の問題:重量物であり、普段どこに置くのか?また、使用のたびに移動させる手間があります。

3. 事故時の責任の所在:機械もエラーを起こす場合があり、その場合の責任の所在について議論があります。

4. 高齢者のプライバシーや尊厳をまもれるか?:介護は個人のプライバシーやデリケートゾーンへの介入が必要な状況もあるため、ロボットがその部分への配慮が可能かどうかという問題。

5. 高齢者の健康状態や心理状態の把握:介護される側の身体的・精神的な変化に対応可能か?


などなど。

まだまだ、問題点もありますが、現在の社会問題、今後待ち受けると予見される問題を考えると、早急に議論を深めていく必要があるといえます。





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