ご高齢者だって、知ってほしい!『アロマ』のこと

ご高齢者だって、知ってほしい!『アロマ』のこと

『アロマ』って、どんなイメージをお持ちですか?

“意識の高めの、インスタ女子のもの“と思ってる人も多いのではないでしょうか?

実は、使い方によっては、ご高齢者の生活にとても役立つ、優れものなのです。
今日は、そんな世界に触れたこともない編集長と、みなさんのために、アロマボーテの北川さんに『まるっと』解説してもらいます!

この記事を読み終わった頃には、あの人にもどうかしら?と思い浮かぶ人が出てくると思います。
是非、読んで勉強してください!

*本記事は、効果を保証するものではありません

北川睦子
訪問美容福祉サービス富山アロマボーテ/Asian Room
NARD JAPAN/JAAアロマコーディネーター認定校
富山県富山市八尾町大杉3010-1
URL : http://www.asianroom.net/
E-mail : asianroomoffice@yahoo.co.jp
Tel : 076-455-1734

BTT(ボディトリートメントテラピスト)ジャッジ認定講師
AFR(アロマフェイシャルリラックス)ジャッジ認定講師
東京整体学院インストラクター
さとう式リンパダイエット上級
健康包括支援協会 嗅覚反応分析士
アロマフレグランス調律協会 スペースアロマアドバイザー
北川睦子

  1. そもそも、アロマって?
  2. ご高齢者にも期待されてている効果
  3. もっと使える、アロマテラピー
  4. アロマテラピーの注意点は?​

1. そもそも、アロマって?

アロマとは植物(花、茎、葉、種、果皮など)を凝縮したエッセンシャルオイル(精油)になります。
1グラムの精油を精製するために、ラベンダーは160グラム、バラは4000グラムもの量が必要と言われています。
精油の原液は植物の成分を凝縮した、非常に濃いものになります。
採油方法は水蒸気蒸留法という、植物を蒸気窯で蒸して冷却したものが主となりますが
他にも溶剤抽出法(ローズ、ジャスミンのような花びらが多いものに使用)、ほかにも柑橘系は果皮を押しつぶした圧搾法になります。


そもそも、アロマって?

これらの凝縮したエッセンシャルオイル(精油)を身体に取り入れて心身を健やかに、より良い状態に導いてくれるように促すことをアロマテラピーと言います。嗅覚から入った芳香成分は脳に電気信号で伝わり自律神経を安定させ、血流やリンパ、体液をより良い状態にして内分泌系を強壮させます。そのことにより免疫系やホルモンへの影響が期待できると言われています。つまり、身体のバランスを、自然の産物である植物を用いて、コントロールしてくれるイメージです。つまり、薬とは異なるアプローチを用いて、身体に働きかけます。



2. ご高齢者にも期待されている効果

アロマ(植物を凝縮したエッセンシャルオイル)には、こころと身体を調整する作用があり、人の心を穏やかにし、元気がない人にはやる気を起こさせ、逆に、興奮している人には鎮静させ、“その人を、本来あるべき人”にさせる力があるといわれています。
この意味では認知症の周辺症状(怒りっぽさ、抑うつなど)への効果が期待されます。
他にも、アロマテラピーは記憶力の活性化を促す効果が期待されています。記憶にかかわる脳内物質の1つにアセチルコリンがあり、アルツイマー型認知症の脳内では、このアセチルコリンが少ないことがわかっています。このため、認知症の薬としてアセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)を阻害するものが用いられることがあります。アロマオイルの一種である、ティートゥリーオイルにも、同様にアセチルコリンエステラーゼを阻害して脳の神経細胞を活性に導くという報告があります。さらに、ティートゥリーオイルは、今後、認知症の薬として承認が期待されている、βセクレターゼ阻害薬と同じ働きが期待できるというデータもあり注目されています。


ご高齢者にも期待されている効果

左図 : 出典元 ; 特許出願公開番号:特開2006-131589 出願者:学校法人近畿大学
右図 : 出典元 ; 特許出願公開番号:特開 出願者:2010-254607学校法人近畿大学 アットアロマ株式会社


他にも、東北大学研究チームと製薬会社オオノは、黒コショウ精油が脳の活性を助け嚥下能力を改善する作用があることを報告しています。(引用文献 ; 特許出願公開番号:特開 出願者:2004-300103株式会社オオノ. 東北大学との共同研究)高齢になると喉に食べ物を詰まらせたり誤嚥性肺炎も多い中、食前にアロマテラピーを取り入れることで食欲を増進し、かつ誤嚥を予防する取り組みも行われています。



3. もっと使える、アロマテラピー​

アロマテラピーは、神経症やうつ病に効果があることが世の中に知られるようになっています。
他にも、身体の自律神経や内臓の機能を高めたり、免疫力を高め、心身を健やかにすることで、病気になりにくい身体になることが期待されています。高齢になっても、できるだけ自分の力で好きなものを食べ、好きな場所へいくなど、楽しい生活を長く続けるためにも、アロマテラピーは活かせるアイテムだと思います。
また、ご高齢者の中には、『病気になっても、薬を使えば安心』という方も多いと思います。もちろん医療に頼ることは重要です。しかし、状態によっては、アロマセラピーを上手に用いることにより、医師と相談しながらにはなりますが、お薬を少しずつ減らしていくお手伝いが可能になるかもしれません。



4. アロマテラピーの注意点は?​

アロマの種類として主に柑橘系(グレープフルーツ、ベルガモット、オレンジビター、レモン)などは含有成分に日光に当たると日焼けしてしまう成分である、フロクマリンが含まれているため、肌の炎症や発赤、しみの原因になります。塗布してから4~5時間は直射日光に当たらないようにしましょう。ペパーミント、ローズマリーカンファなどは神経系の弱い方は、使用をしないでください。他にも高血圧の方はペパーミント、ホルモン癌疾患はクラリセージ、セージが使用禁忌(使ってはいけない)と言われています。妊娠中は使用禁忌なアロマがたくさんありますので、確認して安全な使用法、使用量で行うことが原則となります。

禁忌については、他にもありますので、セラピストと相談しながら使用するようにしましょう。


【注意】
お薬や病気のことなど、おからだのことについては、あくまで、医師の診断や治療がメインです。
状況によっては、アロマセラピーを受けられること、その内容などを利用者様から直接、主治医にご確認いただく必要がある場合がございます。





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