【これオブこれ】福祉と偽善の間に潜む葛藤

『とやまるっと』編集室です。

今回は、SNSで流れてきた記事で感動してしまった記事を取り上げます。

今回の能登地震によるボランティアや福祉に関わる人が周囲から言われたこと、もしくは自分自身の中での葛藤を抱えたことがあるのではないか?という「福祉と偽善」についてのお話しです。

今回の記事は個人の想いも強く反映されていますがご了承ください!

ぜひ参考にしてください!



参考URL:https://www.news-postseven.com/archives/20240122_1936232.html/2 ----------------------------------------------------------------------------
  1. ボランティや福祉と偽善・売名
  2. すべての人に共有したい内容


1. ボランティや福祉と偽善・売名


今回のような災害でのボランティアや福祉に関わる人は一度は「偽善」という言葉に心が傷んだことがあるかもしれません。

これは、特にマジメに行っている人に響いてしまう言葉であり、自分自身に問い変えてしまうこともある内容です。

福祉を仕事としている人は、逆にしっかりとした対価(給料)をもらうことに、後ろ指を刺されたこともあるかもしれません。

さらに、芸能人であれば「売名行為」と言われることもあり、やってもやらなくても責められるような葛藤があります。

私自身もこの問題にたいしていい言葉が見当たらずにモヤモヤしていたのですがこの度、杉良太郎さんが能登地震の被災者支援において、心に残る言葉をおっしゃってくださいました。



2. すべての人に共有したい内容


演歌歌手の杉良太郎さんは、12年前の東日本大震災時にもトレーラーや冷凍車など車両20台で数千人分の救援物資を大量に届け、さらに毎日5000食以上を炊き出しして、被災者を支援するなどされています。

しかもこのような活動を銀行からお金を借りながら行っているという身の削りようです。

このような活動にも「売名行為」のレッテルが貼られてしまうことがあるようです。

今回の能登地震の支援に来られた際に、「売名行為」についてきかれた杉良太郎さんは、次のように述べておられます。 

「確かに福祉は時間とお金がかかる。特にお金が無いと見栄えのいい福祉はできない。でも、お金が無い人は、時間を寄付すればいい。お金も時間も無い人は、福祉を理解して、実際に活動している人に拍手を送るだけで十分。それで、もう立派な福祉家なんです」



やってきた人にしか、わからない言葉。しかも、「売名行為」という人を批判することもなく、その意見も受け入れ、その上で自分たちにできることを探すこと、 何らかの理由でできない人にも、後ろめたさを感じることがないように配慮した温かい言葉に感動を覚えました。



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