【今年こそ】学び直す介護力―2026年の研修・資格・スキルアップ最新情報

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『とやまるっと』編集室です。

2026年の介護は、「制度が変わる年」であると同時に、「学び直しの年」でもあります。
介護報酬改定やICT導入が進む中で、現場では“学び続ける介護職”が求められるようになっています。

今回は、新しい年に向けて注目したい研修制度・資格制度、そして富山県で進む人材育成の最新動向を紹介します。


  1. 1. 変化の時代に求められる「学び直し」
  2. 2. 2026年に注目の研修・資格制度
  3. 3. 富山県で広がる人材育成と支援の動き

1. 変化の時代に求められる「学び直し」

介護を取り巻く環境は、今大きく変化しています。
2026年度の報酬改定では、科学的介護や多職種連携、デジタル化がさらに進み、職員一人ひとりに求められる知識とスキルが変わりつつあります。

特に、記録や情報共有のデジタル化、AI記録支援の導入が進む中で、「ICTを使いこなせる介護職」への期待が高まっています。これまでの「経験値に頼るケア」から「データと根拠に基づくケア」へ――時代は確実に移行しています。

そのため、今後の介護職には、現場経験に加えて“継続的な学び直し(リスキリング)”が不可欠です。

2. 2026年に注目の研修・資格制度

厚生労働省は、2024年度から「介護職員等ベーシック研修(仮称)」を段階的に導入しています。2026年度には全国で本格運用される予定で、介護現場の新たな基礎研修の柱になる見込みです。

また、すべての介護職員に受講が義務づけられた「認知症介護基礎研修」も引き続き拡大。富山県では、2025年度までに受講率90%を目標に、市町村・事業所単位での開催が進められています。

さらに、キャリアアップを目指す人には次のような選択肢もあります。

  • 介護福祉士実務者研修:国家資格への登竜門。通信制や夜間コースも拡充。
  • 介護支援専門員(ケアマネ)更新研修:法改正後の制度理解が不可欠に。
  • 喀痰吸引等研修:医療的ケアを担うスキルとして需要増。
これらの研修はオンライン化が進み、働きながら受講しやすくなりました。特に富山県では、県社会福祉協議会が主催する「介護職員キャリアアップ講座」が人気を集めています。

3. 富山県で広がる人材育成と支援の動き

富山県は全国でも早くから介護人材の育成に力を入れてきました。

県が設置する「介護人材確保総合支援センター」では、介護職を目指す人への相談窓口、資格取得支援、就労体験プログラムを実施。2024年度には、資格取得支援金の申請件数が前年の1.4倍に増加しました。

また、富山市・高岡市・魚津市などでは、「地域連携型研修」が広がっています。これは事業所を超えてスタッフが学び合う仕組みで、職種間の壁を超えた協働意識を育む取り組みとして注目されています。

さらに、県内の高齢者福祉施設では、AI記録システムや見守りセンサーの導入に合わせて「デジタル介護研修」も始まりました。高齢職員でも使いやすい操作教育を通して、“誰でも使えるICT”の環境づくりが進んでいます。

富山の介護現場は、制度改定の波をただ待つのではなく、「人を育てて変化に強くなる」方向へ動き出しているのです。

まとめ

2026年は、介護の制度が変わると同時に、介護職自身が大きく成長できる年でもあります。
現場での学びを次の一歩につなげることが、利用者にも職員にもプラスの循環を生み出します。

新しい一年、「学び直す介護力」で、富山から未来の介護を発信していきましょう。



参考URL

・厚生労働省「介護職員等ベーシック研修(仮称)に関する検討会資料」:
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39988.html

・富山県「介護人材確保総合支援センター」:
https://www.pref.toyama.jp/120308/kaigoshien.html

・富山県社会福祉協議会「介護職員キャリアアップ講座」:
https://www.toyama-shakyo.or.jp/

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