『とやまるっと』編集室です。
すっかり暖かくなって、きもちいいなぁとおもっていたら、もう梅雨ですか・・・。
ジメジメするし、髪はまとまらないしで嫌いっていう人もいるのではないでしょうか?
今回は、この時期を介護からみた場合の注意点についてまとめたいと思います。
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1. 介護者自身の注意点
高齢者の介護を行う際には、熱中症予防と適切な水分摂取量についての注意が必要です。
とくに、入浴介助はこの時期から夏場にかけては、暑さとの戦いです!
熱中症の初期症状は軽度なものから始まり、めまい、頭痛、倦怠感、吐き気、痙攣などの症状が現れます。
意外と初期症状には自分自身が気付きにくいという難しさがありますが、とくに症状がなくても
適度な休憩・水分補給など一般的な予防措置を継続していくことが大事です。
2. 介護する際の注意点
高齢者が熱中症になりやすい理由の一つとして、高齢者自身の体温調整機能(発汗など)が低下していることが挙げられます。
つまり、外部の熱の変化に対して感受性が高いにも関わらず、認知症などを併発していると特に訴えもありません。
また、よく遭遇するのが「高齢者の冷房嫌い」。
これも熱中症を発生させる一因といえます。
適切な温度管理・水分摂取・衣類の選択など、介護者から積極的な介入が必要といえます。
また、梅雨の時期特有の湿気による問題もあります。
食中毒やおむつかぶれなどの皮膚トラブルなどは想像しやすいですが、
実は高齢者の離設が起こりやすい時期でもあるのです。
夏ほどは暑くないけど湿気があって窓や入口を開放しているといつの間にか人が減っているなんてことがありえるようです。
コロナのこともあり、近年は窓空け、玄関の扉開けに対する離設の対応もかなり変化したとはいえ、注意が必要です。
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