【中高年雇用問題】解雇規制の闇

『とやまるっと』編集室です。

終身雇用制度が日本の誇りのように言われた時代が終了し、現在では日本のトップ企業「トヨタ」さんですら、『終身雇用は難しい』と発言する時代になりました。

しかし、この発言の裏には「働かない中高年」の問題が内在している様です。

引用:
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/special/00246/
https://news.yahoo.co.jp/articles/b306a00e8fb9633b81b33a5aea6bc16d55f7c4cf


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  1. 働かない中高年問題
  2. 解雇規制の闇


1. 働かない中高年問題


日本では『年功序列』『年次による給料の変化』が採用されている会社がほとんどです。

しかし、組織が大きくなればなるほど、謎の役職が与えられ、部下も仕事もほとんど与えられていないにも関わらず、年収が年次によって大きくなっていくという「はたらかないけど、年収が大きいおじさん問題」(なぜ巷では、おじさんだけなのかは不明)が発生します。

企業として、技能評価を全面に打ち出し、業績をのこせないなら解雇も考慮すればいいのでは?と短的に考えがちですが、そうはいかないのが日本の雇用制度です。



2. 解雇規制の闇


日本では、労働者を簡単に解雇することはできません。 

労働契約法16条には、 「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする」とされています。つまり、『ちゃんと理由がないと雇用主が労働者を解雇してはいけませんよ』ってことです。

しかし、このちゃんとした理由というのが曖昧である点、また、日本では経営が悪化してきても整理解雇、つまり財務改善のための解雇も難しい状況であり、『一度雇うと辞めさせることが難しい』というのが一般的です。
(ちなみに米国では、twitterやMeta、Amazonといった有名企業が財務改善目的もあり、一斉解雇を行なっていますが、合法です。)

労働者側からすると、雇用側からの一方的な解雇を防げていいのでは?と考えるかもしれませんが、これには闇の部分もあります。

・働かなくてもお金がもらえる
・年齢とともに給料もアップしていく
・働いても給料がかわらない

という、条件下では、働く意欲がなくなり、ただお金をもらっている生産性の低い「はたらかないおじさん」現象が生じてしまい、その分の負担を若い世代が担いかつ、給与が低いという技能評価とは逆の現象が生じてしまいます。

このような社会では、有能な若手は潰れてしまうか、海外に流出するか?という状況になり日本の国力自体が低下する原因にもなります。

介護業界では、ここ数年でやっとキャリアパスが言われ始め、技能をみとめ給与に反映するという流れが出てきています。

しかし、それでも 中高年の雇用がないと介護業界の人材不足を補えない状況が続いている状況では、働かない中高年問題は続く可能性もあります。

また、介護業界は実績というものを評価しにくく、介護点数で売り上げも決まっているため、給与への反映がしにくい業界でもあるため、『技能評価をどう行い、反映していくか?』というのも引き続き議論が必要です。





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