『とやまるっと』編集室です。
昨今、さまざまな物価の上昇が叫ばれるなか、あがらない賃金も相まって、家計を圧迫しています。
そんな中、さまざまな検定試験にも値上げの波が来ています。
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1. 値上げする検定料
具体的には、FP(フィナンシャル・プランニング技能士)、宅地建物取引士、TOEICに至るまで検定料がアップしています。
低いもので17%前後、高いもので66%以上の値上げが生じています。
私たちに関係する資格としては、介護福祉士。
こちらは、15300円 → 18380円と20%以上の検定料アップとなっています。
参考資料:日経電子版10月1日より
2. 懸念される介護業界への影響
検定料があがると、政府が推し進める「学び直し政策」にも影響が出る可能性があります。
学ぶだけでも時間的、金銭的な必要性が生じる中でさらに検定料も高額になると「学び控え」が生じえます。
介護業界は担い手不足が問題視されており、介護士のキャリア化を進める中での賃金アップ、社会的地位・評価の向上も目的に介護福祉士の取得を促進している事業所も少なくありません。
検定料も事業者負担としているところもありますが、介護サービスの料金が上がらない中でインフラ料金の上昇が生じていることから、今後見直しになる事業所も出てくる可能性もあります。
今後、検定料の上昇も加味した上での学び直しに対する支援金を考慮してもらいたいものです。
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