『とやまるっと』編集室ツミキです。
少しずつ、日本でも新型コロナワクチン摂取のニュースが流れるようになってきました。
現段階では、先行摂取の医療機関のみに限られているようですが、富山でも富山労災病院で先行接種が行われているようです。
さて、今後、介護施設においても高齢者へのワクチン接種や職員の先行接種がスタートする予定です。
その前に接種方法についての注意事項をまとめておきたいと思います。
参考URL :
https://www.pc-covid19.jp/shared/files/Intramuscular-injection.pdf
日本プライマリーケア学会の資料です。
1. 摂取に必要なものと方法
新型コロナウイルスワクチンは、筋肉注射になります。
そのため、針長は25mm以上のものが選択されることが一般的ですが、痩せている方の婆にはもうすこし短い針でも許容されるようです
筋肉注射は皮膚に対して垂直に、根本までを原則とされています。
皮下注射と違い、皮膚をつまみ上げる必要はなく、摂取部位を摂取後に揉む必要もありません。
グローブについては、なしでも可とされています。
2. 摂取後の注意点
先ほどもお伝えしたように、
揉まないというのは注意点の一つになります。
また、摂取後は15分経過観察が必要になります。
この点を考慮すると、摂取して経過観察してという導線をどのように作っていくか?も施設ないでの検討項目と必要ですね。
介護業界には、かなり旧時代の日本的な文化が根強く残っています。
これらをぶち壊して新しいサービスを提供していく力になって欲しいです。。
とやまるっとも微力ながら、自分たちの活動をつづけることでその一端を担えればと考えます。
3. リスクについて
リスクについては、0のものはありません。
ですが、アナフィラキシーのみを懸念するのであれば、次のツイートは参考になると思います。
✔肩こりに悩む人:13分の1
— インヴェスドクター (@Invesdoctor) February 14, 2021
✔1年間で交通事故に遭遇:200分の1
✔蜂毒アレルギー:278分の1
✔スノボで骨折:1250分の1
✔航空機で死亡事故に遭遇:11万分の1
✔新型コロナワクチンのアナフィラキシー:20万分の1
有害事象については、こちらが参考になります。
ワクチンの1回目および2回目の接種後有害事象の頻度。
— インヴェスドクター (@Invesdoctor) December 29, 2020
・発熱(38℃以上)は 1 回目では少ないが、2 回目の接種後に10~17%にみられた。発熱は対照群ではほとんどみられていないので、副反応だろう。
・倦怠感、頭痛、筋肉痛などが多いが、これらの症状は対照群でもある程度みられている。 pic.twitter.com/vzz18PHxhi
ワクチンは、自分の身を守るためもそうですが、集団免疫を獲得するための摂取という意味合いもあるとおもいます。
あなたの大事な人の生活をすこしでも普段の日常に戻すためにも、集団免疫の獲得は必要です。
もちろん最後は自分で判断して、打つか?打たないか?を決めて責任を持つことになりますが、マスコミなどの偏った意見のみを鵜呑みにするのも問題があります。
様々な情報に触れ、主治医の先生に相談して判断しましょう!
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