『とやまるっと』編集室です。
超高齢社会の日本。他の国の中でも類を見ないほどの高齢化率となっています。
そんななか、国立社会保障・人口問題研究所より将来の高齢化率についての日本の将来推計人口が発表されました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32750.html
https://www.joint-kaigo.com/articles/8823/
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1. 今後の高齢者数の推移や50年後の平均寿命
今回の発表では
65歳以上の高齢者の人口は2043年がピークとなり、2020年より350万人多い3953万人になるとされています。
また、高齢者「数」はそこがピークとなりますが、少子化の影響もあり、高齢化「率」はその後も上がり続ける見込みとなり、2070年には38.7%に至るとされています。
2. 問題点は?
日本の平均寿命が延伸する一方で、高齢化に伴い医療介護サービスにかかるお金の問題が深刻化しています。
高齢者の医療や介護にかかる費用が増加しています。日本では、高額な医療費がかかる場合でも、国民皆保険制度により、負担が軽減されていますが、
介護保険制度については、自己負担が増加している傾向があります。
これは、介護保険料の上昇や、介護サービスの利用回数や範囲が限定されているためです。
今後は、介護サービスの充実や、地域や家族での介護支援の推進が求められていますが、現在の社会状況ではなかなか難しい課題だと思います。
次に、健康寿命の向上についてです。
健康寿命とは、健康な状態で生活できる期間を示すものであり、平均寿命とは異なります。簡単にいうと「自立した生活が送れる期間」と考えていただければいいと思います。
健康寿命を延ばすためには、健康的な生活習慣の維持や、定期的な健康診断の受診、適切な医療・介護サービスの受け入れなどが必要です。
また、適度な運動やロコモーティブシンドロームの予防など、要因はたくさんあります。
ロコモーティブシンドロームについての記事はこちら。
日本の平均寿命が延伸しているのは喜ばしいことですが、今後も健康な生活習慣の維持や医療技術の進歩、社会全体の取り組みが必要とされています。
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